診療内科・治療費
初診
おくちの状態を詳しくお聞きします。お体の状態も、おくちの状態に大きく関係しますので「おくすり手帳」をお持ちの方はご持参ください。過去にかかられたあるいは現在かかっているご病気についても、おききします。レントゲン診査、歯髄診断、歯周組織検査を実施し、必要に応じて歯科用顕微鏡および培養検査を実施し、当該歯の診断および処置方針のご説明を行います。お痛み、腫れ等、急性症状がある場合は、消炎処置、鎮静処置を行います。急性症状が無い場合、このようにムシバを進めてしまった生活習慣を改善し今後ムシバを増やさないための検査と準備処置をおこないます。根管の処置にしてもほかのムシバの治療、つめたりかぶせたりする処置にしてもムシバの結果を修復しているにすぎず、原因にはほとんど関与しておりません。特に、根管の処置は、ムシバ治療の最終局面の処置なので治療がとどこおりなく終わってもまたその歯をまたムシバにしたり、ほかの歯をムシバにしないようにしないと次々ムシバが増え、結局、歯を失うことになります。そのため、当院では、根管治療(エンド治療)と並んで、カリエス・コントロール処置が重点項目になっております。
初診の治療費 10,000円
(消費税別途)

初回にお支払いいただきます。なお、1、2回の追加診療日には、診療時間等に応じて、1,200円~3,500円かかります。主に、カリエス・コントロール処置のための検査結果の説明およびカリエス・コントロール処置を行います。追加的処置をご希望される場合は医師にご相談ください。

覆髄処置

ムシバが深いのですが、シンケイが生きていて、さらに、噛み合わせたとき、冷たい水や温かいものをお口に含んだときの痛みがないかごくわずかなときには、歯髄保存の可能性があります。様々のノウハウにより、成功率の向上を図っております。さらに、歯髄がネクローシスを起こしたとしても、歯髄除去処置を施すよりも、総合的に考えて覆髄処置が適当と見られる場合もありますので、十分に医師と相談して、処置を受けることをお薦めいたします。当院では、根管の専門家としての立場から、根管治療のむずかしいことを熟知している立場から、安易に歯髄除去をすることなく、歯髄保護処置を重視しております。ただし、過大な期待を持たれることは歯を長持ちさせる意味でマイナスに働くことも多いので、医師の説明を十分お受けください。医師の説明をご理解の上、処置を受けることを、かさねてお願い申し上げます。
覆髄処置の治療費 45,000円
(消費税別途)

※1歯あたりの費用。2歯以上の場合は1歯あたり20,000円追加されます。

抜髄処置

歯髄炎に対する処置は、抜髄処置になります。ムシバや歯周病にかかった歯の歯髄炎は、細菌感染を起こしています。根管充填処置を施す前に、細菌培養検査を実施し、(—)を確認しますので、最低でも3回の処置が必要になります。細菌培養検査は、簡易好気培養検査ではなく、ヘミン・メナジオンが配合されたCDC嫌気性菌用血液寒天培地を使用したチェアーサイド嫌気培養システムにより実施します。
抜髄処置の治療費 (消費税別途)
前歯 75,000円 小臼歯 65,000円 大臼歯 110,000円

※1歯あたりの費用。
2歯以上の場合は前歯1歯あたり100,000円 小臼歯1歯あたり120,000円 大臼歯1歯あたり180,000円追加されます。
着手時にお支払いください。根管充填処置までの治療費になります。
なお、次回以降の診療日には、診療時間等に応じて、その日ごとに1,200円~3,500円の診療費を申し受けます。

根管治療処置

さまざまの理由で、治療処置が進まず難儀されているケースがあります。ムシバが歯質を大きく犯している場合や根にヒビがある場合に抜歯を余儀なくされるケースがある一方、感染をなおすことによって治癒するケースも多々あります。治癒するケースでも、歯髄炎での抜髄処置よりも、処置内容はより複雑になりますし、診療回数もずっとおおくなります。短期間に処置を望まれる場合は、抜歯処置をお薦めいたします。また、保存可能か抜歯適応かを決定するために(わかりやすい言葉でいいますと、抜かないで治療が可能か抜かなければならないかを決めるために)、1、2回の診断的処置が必要な場合もあります。不明の点は、無料メール相談をご利用ください。
再根管治療処置
(あるいは難治性根尖性歯周炎の治療処置)の治療費
(消費税別途)
前歯 140,000円 小臼歯 120,000円 大臼歯 200,000円

着手時にお支払いください。根管充填処置までの治療費になります。
なお、次回以降の診療日には、診療時間等に応じて、その日ごとに1,200円~3,500円の診療費を申し受けます。